ラグビーワールドカップ観戦用 ルールの基本!!

こんにちは、miraiです。
今回のラグビーワールドカップ日本大会、日本が初日から勝ってくれているので本当に盛り上がってますね。

それに芸能界でも元ラガーマンでした~などのあやかり芸人さん達も出てくる程の盛り上がり、

そして、ワールドカップ初の決勝トーナメント進出など快進撃の続くラグビー日本代表

 


でも、観戦していてよく聞いたのが


『ねぇ、トライしたら何点?』とか


「何で一緒なところから蹴って外に出たのに何であそこから開始なん?」

 


と結構、?はてなのところがあると。でも、そもそもラグビーのルールな複雑なもの。そして、そういうルールの複雑さ故に

 

え~、嫌だ、面倒くさい。

 

など日本人的には、どうしても合わないところがあります。


そこでラグビーのルールをひとまずサクッと4点にまとめてみました。


ラグビーの基本ルール
・ポジション
・反則
スクラム


これを一読して頂ければ、今度の10/20(日)対 南アフリカ戦には、試合の見方も変わると思いますので是非、最後まで読んでみてください!
それでは、スタート!

 


ラグビーの基本(全体)
ラグビーは、15人対15人で行います。試合時間は前後半40分づつです。

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得点は、トライで5点、その後のキックで2点
もっともよくある反則がノックオンスローフォワードです。

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ノックオンは、前方にボールを落とす反則です。
スローフォワードは、前方にパスをする反則です。
ノックオンやスローフォワードは、相手のスクラムからリスタートします。

危険なタックルは、もちろん反則です。重い反則の場合は、相手のペナルティキックでリスタートします。

ペナルティキックが成功すると3点入ります。

80分、ルールを守りながら戦って試合終了です。

試合終了ですのことをラグビーではノーサイドと言います。

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ノーサイドの後は、敵味方もなく全員が仲間です。

お互いを讃え合うラグビーにおいて重要な精神です。

 


1.ポジション


ラグビーのポジションは、フォワードと呼ばれるスクラムを組む強い8人バックスと呼ばれるスクラムの後方でトライを狙う7人に分かれます。
まずは、フォワードから細かいポジション分けを紹介します。

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プロップ・・・重戦車       背番号: 1、3
フッカー・・・スクラムの要    背番号: 2
ロック ・・・チームいちの巨人  背番号: 4、5
フランカー・・・超絶運動量の持ち主 背番号: 6、7
ナンバーエイト・・・暴れん坊   背番号: 8


以上がフォワードの8人です。


次にバックスの7人です。


スクラムハーフ・・・つなぎ役   背番号: 9
フライハーフ・・・司令塔     背番号: 10
センター  ・・・切り込み隊長  背番号:12、13
ウイング  ・・・韋駄天     背番号: 11、14
フルバック ・・・最後の砦    背番号: 15

 


このようにポジションごとに選手の個性が分かれているのもラグビーの特徴です。

 


2.ズルだめ


ラグビーのルールは、『ズルはだめ』と理解するとわかりやすくなります。
例えば、ラインアウトから意図的に味方のほうにボールを投げることは、ズルなので反則です。

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ノットストレートと呼びます。
ラックやモールなどの密集状態のときに前や横から
入ることも反則です。

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オフサイドと呼びます。
密集状態には後ろから参加しなくてはいけません。
また、倒れてからボールにしがみついて離さないのも

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ノットリリースザボールの反則です。
このようにラグビーはルールによって正々堂々勇しく戦うことが決められています。


3.密集


ラグビーには、2つの密集状態があります。
モールとラックです。


モールは、

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選手が立った状態で出来る密集です。
ボールを持って味方がしっかり組み合っているため前に進みやすいというメリットがあります。
ラインアウト後にモールを作り一気にトライを狙うなどの戦術につながります。
ラックは、

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タックルで倒れた後などボールが地面にある状態での密集です。激しく身体をぶつけてボールを奪い合います。そのため、じわじわ陣地を進めていく戦術につながります。このように密集を使った戦術はラグビーの面白さのひとつです。


4.タッチ


ラグビーでは、ボールがフィールドの外に出ることをタッチと呼びます。今回はキックによるタッチ後のリスタートについていくつかご紹介します。
まず、22メートルラインの外側からキックして、直接タッチになった場合は、

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ダイレクトタッチと呼ばれ、蹴った地点まで戻り相手ボールのラインアウトでリスタートします。陣地をかせぐことができないので、キックとしては失敗です。


次に、22メートルラインの外側からキックし、バウンドしてからタッチになった場合は、

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タッチになった地点から相手ボールのラインアウトでリスタートします。この場合、かなりかせぐことができます。
最後に、22メートルの内側からキックしてタッチになった場合は、

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バウンドに関わらず、タッチになった地点から相手ボールのラインアウトでリスタート
します。この場合も、かなり陣地をかせぐことができます。ラグビーでは、タッチキックを上手く利用し陣地を取っていくことがとても重要です。


まとめとして
ラグビーは15人の個性の集まり
ラグビーはズルはだめです、ズルはだめ
・密集は立ってるモール、地面がラック
ラグビーはタッチキックで陣地かせごう


また、会場でのマナーについてですが、
相手チームであっても良いプレーには拍手しましょう。
ゴールキックの時にはお静かに。
興奮しすぎてまわりの人に迷惑をかけないようにしましょう。
最後に試合が終わったら相手チームと仲良くしましょう。それでは、これにて。どうぞラグビー観戦をお楽しみください。